TVよりYouTubeが伸びている9つの理由
若者のテレビ離れが深刻化しています。
このままYouTubeがテレビを浸食してしまうのでしょうか。
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )もYouTubeが好きでよく見ています。
(2018年12月追記 : ついにチャンネル解説しました!
チャンネル登録お願いします → こども社長の魔法のチャンネル)
もちろんテレビも見ますが、最近は長寿番組の終了や大物タレントの引退等もあり、テレビ離れが加速してる様に感じます。
反比例するように、YouTubeの勢いは増すばかりです。
なぜテレビからYouTubeに需要が移行しているのでしょうか。
今回はTVよりYouTubeが伸びている9つの理由を考察してみたいと思います。
レディゴォ!
TVよりYouTubeが伸びている9つの理由
TVよりYouTubeが伸びている理由を考察すると、9つの理由が浮かび上がりました。
- コンプライアンスを気にする必要がないので自由な動画が出せる
- 失敗しても大丈夫なので実験(挑戦)が簡単にできる
- オファーされなくても出演できる
- 事務所のしがらみなどを気にせず自分が本当に共演したい人と共演できる
- いつでも過去作品を観れる
- 短いのでサクッと観れる
- どこでも観れる
- コンテンツが豊富で選びたい放題
- CMが少ない
多いですね。笑
順に説明していきたいと思います。
コンプライアンスを気にする必要がないので自由な動画が出せる
個人的に1番の理由だと考えるのはこれです。
最近のテレビはコンプライアンス(企業などが、法令や規則をよく守ること)が重視されます。
私が子供の頃(約20年前)よりもずっと厳しくなっている様に感じます。
反して、YouTubeはテレビと比べるとまだ緩いです。
もちろん、法律に違反する事はNGですが、ある程度過激な放送もする事ができます。
テレビに比べてYouTubeの方が、観るかどうかを視聴者が決める事ができます。
「嫌なら観なければ良い」という感じですね。
人気のYouTuberになると厳しくなってくるのかも知れませんが、それでもテレビよりはコンプライアンスを気にせずに動画を出しています。
そして観る側もテレビでは観る事のできない刺激を求めてる様に感じます。
失敗しても大丈夫なので実験(挑戦)が簡単にできる
YouTubeの方がテレビに比べて、失敗についても寛容に思えます。
失敗というのは、単純に「面白くなかった」り、「狙った結果が出なかった」という意味です。
失敗したらお蔵入りにできるし、アップしても任意で削除する事ができます。
失敗を恐れずに挑戦した結果、とてつもなく面白い動画が撮れたりします。
テレビの方はある程度の結果が求められ失敗はできないため、無難な内容になることが多いです。
もちろんそれでもプロの演者とプロの編集者なので面白く魅せる事はできます。
オファーされなくても出演できる
テレビは、基本的には制作サイド(プロデューサー等)からのオファーが無いと出演出来ません。
いくら自ら出たいと主張しても、出れるものじゃないですよね。
若手で無名のうちは全くと言っていいほどオファーも無いので、
下積み時代は露出の機会は全く無いと言ってもいいでしょう。
しかしYouTubeはどれだけ無名であっても、自分のチャンネルさえあれば出演する事ができます。
もちろん、それが観られるかどうかは別ですが、観られる可能性はゼロではありません。
面白いかどうかを決めるのはプロデューサーではなく全世界です。
事務所のしがらみなどを気にせず自分が本当に共演したい人と共演できる
YouTubeはテレビと比べて、事務所のしがらみを気にせず自分が本当に共演したい人と共演できます。
もちろんYouTubeも事務所に所属してる人はたくさんいるので、事務所のコネクションがゼロという訳ではありません。
しかしテレビほど、制作サイドが集めた出演者が絡むというよりは、出演者本人の意思が尊重されている様です。
いつでも過去作品を観れる
この動画面白いなと思ったら、いつでも過去作品を遡って観る事ができます。
基本的に"放送時間"という概念が無いので、アップされてすぐに観れなくても、いつでも当たり前の様に観る事ができます。
投稿者によっては、"毎日◯時にアップする"等のルーティンはあるものの、その時間に観なくても大丈夫です。
短いのでサクッと観れる
YouTubeでは10分以内の動画が多いです。
基本的には1時間であるテレビと比べて、空いた時間にサクッと観る事ができます。
どこでも観れる
スマートフォンと電波さえあれば、場所を選ばず観る事ができます。
(最近はTVer等を使えばスマホでTVを観る事もできますが。)
放送時間直前にお茶の間のテレビに貼り付いて待機していた頃が大昔の様に感じます。
コンテンツが豊富で選びたい放題
最近はYouTubeクリエイターも多くなって来ているので、ジャンルも選びたい放題です。
いわゆる"YouTuber"と呼ばれる人が出演してる動画はエンタメ系であることが多いですが、動物等の癒し系、ビジネス、英会話、音楽、ファッション、趣味、衝撃映像などなど、、コンテンツは豊富です。
もし観たいと思ったジャンルの動画が見つからないとすれば、それはアナタがYouTubeクリエイターになるチャンスかも!?
CMが少ない
YouTube動画が始まる前には必ずと言っていいほどCM(コマーシャル)が流れます。
ちょっと長い動画になると、動画の途中にもCMが挟まれますよね。
ウザいなと思った人も多いかもしれません。
しかし、テレビと比べてみて下さい。
YouTubeのCMはテレビのCMと比べると圧倒的に短いです。
そして、飛ばすこともできます。
リアルタイムのテレビだと、飛ばす事は不可能ですからね。
まとめ
今回はTVよりYouTubeが伸びている9つの理由を紹介させてもらいました。
これらの理由を見つめる事で、問題点や改善点も見えて来るかもしれません。
今回は省きましたが、「国境無く観れる」というのもあると思います。
日本にいながら世界に発信する事も簡単にできます。
もちろん、テレビも我々にとって重要な役割を果たしています。
しかし、「動画を観る」という観点においては、YouTubeの台頭は大きいものです。
昔はテレビしか無かったところに、YouTubeという選択肢が加わりました。
それにより、お互いのメリットデメリットを認識しつつ、それぞれが育っていけばいいなと思っています。
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YouTubeはバンドマンがメディアに出演する障壁も下げました。
メディアと言えばラジオも。ラジオDJやってましたが、卒業した時に書いた記事です。
続きはWebで。もしくはYouTubeで。