コロナ禍におけるライブハウスの制限まとめ
ライブハウスは自由なところ!はもう昔の話?
制限なんて無視してライブやっちゃダメなの?
コロナ禍になり、もう1年半が経とうとしています。
2021年9月現在、全国で緊急事態宣言が延長され、収束の兆しはまだまだ見えません。
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )京都でライブハウスGROWLYやスタジオAntonio、他にも飲食店などを経営する会社の代表を務めております。
ライブハウスはコロナ禍を乗り越えるべく、さまざまな対策/制限をして、ライブイベントを開催しています。
そこで今回は、コロナ禍におけるライブハウスの制限まとめとして、僕が把握してる範囲での制限をまとめようと思います。
(制限以外にも色々な"対策"がなされてますが、今回は"制限"のみをまとめた記事になります)
もちろんライブハウスによっては、制限が緩かったり、もっと制限してるライブハウスも多いと思いますので、あくまで僕目線でのまとめになります。
この期間にライブハウスに来始めた人は、これが普通と感じるかもしれません。
が、これは完全に異常です。
どれだけのことが制限されているか、読んでみて知ってください!
コロナ禍におけるライブハウスの制限まとめ

再三になりますが、あくまで僕目線によるまとめです。
この制限をやってないからダメ、とかいうつもりは全くありません。
ライブハウスそれぞれで考え方やシェアが違って当然ですからね。
キャパ制限(ソーシャルディスタンス)
まずはキャパ制限(入場数客数制限)です。
緊急事態宣言期間でなくても、コロナが騒がれた2020年4月ごろから、キャパ制限を取り入れるライブハウスが多くなりました。
きっかけは、音楽業界団体3団体(当時は4団体でした)が作成したライブハウスのガイドライン(正式名称:ライブハウス・ライブホールにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン)による影響が大きいでしょう。
これによると、
従前の収容人数の50%程度にて公演を開催するよう要請してください
とあります。
ですので従前(コロナ前)の収容人数(キャパ)の50%制限を設けているライブハウスが多いです。
しかし、いわゆる「キャパ」というものはあくまでライブハウスが独自に決めたものです。
オールスタンディングのライブハウスのほとんどが、キャパ50%まで入れたとしたらかなり「密」を感じるでしょう。
しかしこのガイドラインを作成した日本音楽会場協会の代表の阿部さんとは何度もYouTubeで対談させてもらい、ライブハウス判断でのキャパ50%で問題ないというお墨付きをいただきました。
興味がある方は対談動画もご覧ください↓
"ライブハウスのガイドラインを策定した日本音楽会場協会って何なの?代表者を直撃してきた"
正直な話、このガイドラインが出された当初は、
「なんで得体の知れない団体が勝手に作ったガイドラインを守らなきゃいけないんだ」
と憤りを感じましたが、やはり有名バンドがコロナ期間にツアーで使ってくれる際に、このガイドラインを目安にチケット売り枚数を考えたりしたので、作っていただいたことは大切なことだったんだなと思いました。
キャパ制限は、このあと出てくる「盛り上がり制限」にも繋がる制限です。
今回は"制限まとめ"なので省略しましたが、検温や追跡アプリの登録など、入場時の作業も増えました。
そのため、コロナ前より入場にも時間がかかります。
今まで倍以上のお客さんを入れていたと考えると、すごい変化だなぁとしみじみ思います。
盛り上がり制限
ライブハウスの醍醐味といえば、盛り上がること。
モッシュ、ダイブ、シンガロング、マイクジャック、、
コロナ禍ではそれらの盛り上がり方も大きく制限されています。
(なんか文章でわざわざ書くと変な感じになりますが。笑)
GROWLYではさらに、出演するバンドに「ステージから降りてのパフォーマンスは、コロナ期間はNG」をお願いしています。
ボーカルはマスクをしてないので、飛沫が飛ぶリスクが高いです。
ステージからの距離を2m取っているので、それを守って欲しい、と言うことです。
もちろんジャンルによりますが、盛り上がり方が制限されてしまうと、ライブの面白さが半減してしまいます。
特に激しいジャンルのバンドは、その盛り上がりを制限されてしまうと、なんだか白けてしまいます。
なのでコロナ禍になった当時はそれらの盛り上がり方をするバンドは、ライブ自体を自粛したりしていました。
しかしコロナが長引きすぎて、痺れを切らしてライブ活動を再開してるバンドが多いです。
これは本当に難しい問題です。
しかしながらこの制限に従いながらでも、ライブをやった方がいいと僕は思います。
いつまでも自粛していても埒があかないですからね。
そういえば先日、あるイベントでのモッシュダイブ動画が流出し、ライブを行っていたバンドが批判にさらされました。
もちろん自粛派や制限を守ってる人からしたら、こんな時代にけしからん!と言う意見が出てまっとうでしょう。
しかし個人的には「そもそもライブハウスはアンダーグラウンドな場所で、そこにいる人たちの暗黙の了解の上で成り立っている」と考えています。
問題はもっと別の場所にあるような気がしています。
(決してこの時期にモッシュダイブを容認しているわけではありません)
時間制限
これに関してはコロナ禍というよりは緊急事態宣言/蔓延防止等重点措置(通称マンボウ)/自治体から独自の要請などで、営業時間に時短要請があった場合のみです。
コロナ禍になってから時短や休業の要請がありましたが、去年の年末くらいまでは時短の制限が徐々に解かれていました。
しかし去年の年末から今年に入って今に至るまで、京都市ではほとんどの期間で時短要請が出ています。
21時ならまだしも、20時は正直きついです。
土日ならまだなんとかオープンスタートを早くすることで成り立ちますが、平日の20時閉店は本当にきついです。
今までなら「仕事が終わり次第向かうので20時からならリハ無しで出れます」みたいなバンドを、2バンドまでなら受け入れることが余裕でしたが、今はそれが無理です。
そして土日ならまだしも平日に16時スタートとかは本当に出演バンドに申し訳ないです。
僕の感覚では、17時定時で仕事や学校が終わるとするなら、17:30スタートならギリギリ間に合うと思ってます。
もちろん17時に終わらないとか、場所によっては17:30に間に合わない、などの人もいるかもしれませんが、一定の区切りを設けるなら17:30が最も早いスタートだと考えていました。
しかし20時閉店は、通常の22時閉店より2時間も早く終わらなければいけません。
そのため2時間もスタート時間を早くしなければいけないという、かなり厳しい制限の中、イベントを開催しているのが現状です。
バンド数制限
前述の時間制限と関わってくるのですが、時間が制限されるとその分バンド数を多く組むことが難しくなってきます。
平日に16時スタートとかにならないように、時短要請がどうなるかわからない2〜3ヶ月後のイベントでも、平日はバンド数を少なめに組むなどの調整したりしています。
しかしやはりバンド数を少なくすると(もちろん出演バンドの知名度や集客力によりますが)その分、集客や売り上げにも響いてきます。
バンド数を多くして成り立たせていたライブハウスにとってはこれも厳しい制限です。
また、時間制限だけでなく単純にバンド数を多くしにくい理由は、その分出演者の人数が多くなるからです。
ガイドライン的には出演者数に制限はないのですが、やはりこのご時世楽屋が密になることは避けたいし、バンド数が多いとそれだけお客さんも増えやすいのですが、集客制限がかかってる以上、集客の把握が難しいのです。
例えばバンド数が多いので今回の集客制限は50人にしよう、としたとします。
その場合あるバンドの時は50人お客さんがいたが、別のバンドの時はみんな帰ってしまってガラガラだった、となってしまいます。
この問題はもちろんコロナ前からあったのですが、集客制限により「そのイベント」自体の上限が下がってしまえば、よりその現象は起きやすくなります。
GROWLYは2階にスタジオAntonioが併設されているので、コロナ前はライブハウスとスタジオを使ったサーキットイベントや、GROWLYのフロアにもセットを置いての2ステージイベントなど、京都のライブハウスの中ではバンド数を多くしやすい方のライブハウスです。
しかしそういった出演バンド数が多く出るお祭りイベントも、この期間は開催できていません。
酒類販売制限
こちらも時間制限同様、緊急事態宣言/蔓延防止等重点措置(通称マンボウ)/自治体から独自の要請などで要請があった場合にはなります。
しかしお酒が売れないということは、こんなにもライブハウスにダメージを与えるのかと実感しています。
まずはなんといっても売り上げに大打撃です。
GROWLYは特に、お酒が安いを売りにしているライブハウスです。
(もっと安い居酒屋などはありますが、ライブハウスの中では、という感じです)
イベントの内容にもよりますが、多くの人がお酒を楽しんでくれていました。
なので箱代売り上げは低くてもドリンク売り上げが多くてなんとなかったみたいな日は多かったです。
そのドリンク売り上げの大半を占める酒類の販売が取り上げられてしまうと、当然売上は厳しいです。
あとやはり、イベントの雰囲気や盛り上がりも左右されます。
もちろんこの時期はお酒が飲めたとしても先述のように盛り上がりが制限されていますが、やはりお酒が入ってるのと入ってないのでは、音楽の楽しみに差が出ます。
もちろん個人差があります。
お酒がない方が楽しめる人も大勢います。
しかしお酒があった方が楽しめる人も多くいるのは事実で、楽しさを半減させてしまっています。
そしてこの制限で新たな問題も浮上しています。
GROWLYでは元々、住宅地にある関係上、再入場を原則不可にしてきました。
しかしコロナ禍では換気などの観点から、再入場もありにしています。
そうなると、ライブハウスでお酒が買えないので、お酒が飲みたいお客さんはコンビニにお酒を買いに行きます。
そこまでは制限することができません。
そしてお酒の持ち込みはもちろん禁止してるので、入るまでに飲み干します。
(酒類の持ち込みは、コロナ前もコロナ禍でも禁止しております。)
そうなると、コンビニやライブハウス前に、缶ビールや缶チューハイを持ったライブハウスのお客さんがたむろすることになります。
そして空き缶をその辺に捨てる人もいます。
これは本当に良くないです。
売上はコンビニに持っていかれ、ライブハウスのイメージも悪くなる。
しかしそれを制限するのも難しい。
これを読んだ皆さん、心当たりあれば、コンビニで酒買うなとまでは言いません。
しかし最低限、ポイ捨てはやめてください。
そしてそのせいでライブハウスのイメージを下げるような行動は謹んでもらえると助かります。
酒類販売制限の救世主となるか

2021年9月より、GROWLYでBEERY(ビアリー)という商品を取り扱い始めました。(ステマじゃないです笑)
この商品はアルコール度数0.5%の、"微アル"というジャンルになります。
こちらなんと、ビールテイスト飲料(炭酸飲料)という扱いになり、この緊急事態宣言かでも提供OKだそうです。
アルコール度数1%以下は酒類にはならずノンアルコールビールと同じ扱いです。
※ただし、未成年への販売はできず、飲んだ場合は運転もできません。
酒屋から聞いた時は半信半疑でしたが、実際に京都市へ問い合わせたところ、提供可能という回答をいただきました。
実際飲んでみたんですが、ノンアルコールビールより全然美味しいです。
なんでも、「一度ビールを醸造してからアルコール分を抜く」という製法で造られてるらしいです。
なのでビールの味に近いです。
0.5%なのでほとんど酔いませんし、このご時世のために生まれてきたような商品です。
GROWLYに来た際は是非試してみてください。
打ち上げ制限
そしてこれはお客さんには関係ないですが、この期間は打ち上げもやることができません。
GROWLYでは食事を出せるので、ご飯を食べながら打ち上げするのがもはや恒例となっていました。
打ち上げ飯が美味いという噂も流れていたようです。
嬉しい話です。
しかしこの期間はできません。
個人的に打ち上げは、イベントによってはとても大事だと思っています。
といっても僕はお酒を飲みまくるような打ち上げは好きではありません。
対バン同士、交流を持って欲しいのです。
特にバンド結成したてのバンドが多く出るGROWLYでは、バンド同士の交流を大切にしたいと考えています。
それは、若手バンドのライブ出演における重要な部分だと思っています。
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
交流をするための打ち上げが制限され、ただライブ30分して帰ることほど、若手バンドにとって勿体無いことはないです。
早く要請が解かれ、打ち上げができる世の中に戻って欲しいと思います。
まとめ

というわけで今回はコロナ禍におけるライブハウスの制限まとめという記事でした。
今回この記事を書いてみて、改めて「これだけ多くの制限がされているんだな」と思いました。
冒頭に書いたように、全てのライブハウスがこれらの制限をしているわけではありません。
ライブハウスそれぞれ、独自の判断です。
ライブハウスはアンダーグラウンドな文化です。
暗黙の了解で成り立ってる部分も多いです。
しかしコロナ禍になり、関わる人間が多いほど、慎重にならざるを得ません。
さまざまな制限のせいで、おもしろくないことは事実です。
僕も正直、昔より面白いことができなくてモヤモヤしています。
しかしそれでも新しいバンドは生まれてきています。
ライブハウスでイベントをやりたいという若い子も出てきています。
今は制限が多く、大変申し訳なく思いますが、それでも炎を絶やさないように、続けていきたいと思っています。
「制限が普通」ではなく「制限が異常」という心は忘れずに持っていたいと思ってます。
コロナが明けて、「あの頃はおかしかったね」と、笑えるように。
関連記事です。
ステージダイブとか、戻ってくるのでしょうか。
2年前に書いた初心者バンドマン向けの記事。コロナで変わった部分もあるかもしれません。
コロナは自然災害。誰の責任か?
続きはライブハウスで。
ARTS for the future!はライブハウスを救えるのか?4つの疑問点
コロナの影響を受けた文化芸術活動団体などに最大2500万円!
ライブハウスなどの運営者も対象!これでライブハウスも心配ない!
そう持て囃された文化庁の補助金。
正式名称は「コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業」
通称は「ART for the future!」(以下、AFF)
AFFは本当にライブハウスを救うのでしょうか?
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )京都でライブハウスGROWLYやスタジオAntonio、他にも飲食店などを経営する会社の代表を務めております。
第二次募集が9/6(月)に開始されている最中、申請すべく動いております。
AFFの募集要項の補助対象者にはっきりと「ライブハウス等の運営者」と書かれているからです。
ライブハウスの運営者として、これを見逃すわけにはいきません。
しかし疑問点も多いです。
そこで今回は、AFFは本当にライブハウスを救えるのか?
もしかしたら我々のような小規模ライブハウスは、AFFの対象外ではないのか?
と思ったので、ライブハウス経営者目線で、矛盾点などを記しておこうと思います。
ARTS for the future!のHP↓
ART for the future!の概要

詳しくはAFFのHPを見て欲しいんですが、ざっくりいうと
コロナによって仕事が無くなった文化芸術関係者(演者も裏方も)を、コロナに対応しながら新しい取り組みをしていったら、その経費を全額出すよ〜。売上はまるまる儲けにしていいよ〜。
という感じです。
主旨、内容共に最高ですよね。
私もこの補助金を受け取って、ライブハウスを維持するとともに、色んなアーティストや裏方に仕事を振りたいと思いました。
AFFの4つの疑問点
しかし実際申請しようとすると、そのハードルはかなり高いように感じました。
今回は主に4つを記載します。
1,最大2500万円は嘘
嘘、というのは誇張しました。ごめんなさい。
正確には嘘ではありません。
しかし補助金の上限には5段階の区分があります。

(AFFのHPより)
この画像にあるように、最大2500万円を受け取れるのは、1回あたりのイベント(AFFでは"取り組み"と呼ばれます)で170人以上の人員が従事するイベントです。
一応、従事人員数以外にも、団体の年間収入規模や年間延べ席数などでも、該当する場合は上の区分になります。
我々、街のライブハウス(通常キャパ300人以下)がどの区分に当てはまるか。
当然、一番下の区分。
最大600万円になります。
もちろん最大600万円が受け取れたとしたら、我々のような小さいライブハウスを運営する会社にとっては超大金です。助かります。
しかし、「最大2500万円!?最高やん!」と思うのは間違いということです。
正直、Ⅱ以上の区分に分類されるのは、大規模野外フェスを開催してるイベント制作会社くらいかなと思います。
いわゆる1000キャパ以上のホールでも、1日に従事する人数が50人を超えるところなんてないんじゃないかな、、、想像がつきません。
2,この期間(コロナ禍)に大きいイベントを開催できない
AFFはおそらく、Go toのように、
「コロナが落ち着いてきたから対策しながらでも大きいイベントやっていこうよ!」
という感じで出されたのだと思います。
しかしこの記事を書いてる2021年9月11日は緊急事態宣言中。
つい先日、京都も9月30日まで延長されました。
そんな中、大きいイベントを組む判断は、金銭的にもコロナ感染拡大の観点からも、リスクが大きすぎると考えます。
実際、愛知県の某フェスが叩かれましたが、制作段階ではコロナが落ち着いてることを想定していたのかもしれません。
現状、ライブハウス規模のイベントでも、出演キャンセルや時短によるタイムテーブル変更など、「せっかく組んだけど予定通り開催できない」ことを念頭に置きながらイベントを組む状態です。
不安が拭えない中、いくら補助金が出るといえど、大きいイベントを組む判断は僕には難しいです。
(そんな中、大きいイベントを開催してらっしゃる主催者を批判するものではありません!すごいと思います!)
3,現役プロを助ける仕組みで、未来のプロを支援するものではない
AFFは仕組み上、「コロナ前〜現在で、しっかりとしたギャラ(目安は1日15000円以上)を受け取って仕事してる技術スタッフ」を対象としています。
AFFは、音楽の仕事に従事して飯を食っている、いわゆるプロを支援するためのものだからです。
もちろん、どこかで区切りを設けないと無限に申請できちゃうから、というのはわかります。
しかし我々のような小さなライブハウスは、アルバイトに日当15000円も出せません。
フリーランスの音響や照明であればそれくらいはもらうのが妥当ですが、ライブハウス専属のスタッフだとそれは厳しいでしょう。
(単価は低いがその分日数が多く確保できるので生活できる)
※目安が1日15000円以上、と書かれてますが、それ以下だと申請が通らない、と決まったわけではありません。弊社はこれを下回りますが、申請しようと思ってます。
アーティストのギャラに関して、明確に15000円以上と書かれてるわけではないですが、やはりギャラを受け取って演奏するアーティストはある程度の知名度や演奏力がすでにあるプロであると言えます。
GROWLYでは主に学生を中心に、20代〜30代が多く出ているので、その大半にギャラを払っていません。
(もちろんギャラを払う公演もあります)
売上より経費の方が高いからです。
しかしそれでもライブして、ギャラがもらえるバンドになるバンドもいます。(ギャラをもらうことだけが成功だとは思いませんが)
もしその若いアーティストが対象でないとすれば、現役プロは救えても未来のプロを育成することに関しては、このAFFは担保できてないと言えるでしょう。
4,第二次募集の期間が短すぎる、遅すぎる
第一次募集は2021年4月26日から5月31日でした。
当初の予定では、第二次募集は6月30日から開始の予定でしたが、実際開始されたのは9月6日からでした。
2ヶ月以上も遅れて開始されました。
これは第一次募集の申請がかなり多く、その審査や対応に時間がかかったため、と書かれているので仕方ないかもしれません。
むしろその理由をちゃんと開示してる文化庁は素晴らしいなと思いました。
しかし開始された9月6日時点で、もう年内に大きいイベントを組むのは難しいです。
(開催日が2021年1月8日〜2021年12月31日のイベントが対象)
そして第二次募集の締め切りが9月17日。
期間が2週間もないのです。
土日は電話対応休まれてるので、実質10日間。
この間に問い合わせをしながら資料を集め、提出しなければいけません。
ちょっと短すぎます。
(事前に準備しておけと言われれば、その通りです!としか言えませんが)
まとめ
というわけで今回は「ARTS for the future!はライブハウスを救えるのか?4つの疑問点」という内容の記事でした。
実際調べながら、「これは我々のような小さなライブハウスを救わないのではないか?」と、申請を諦めようかなと思いました。
しかし、それでも申請しようと思っています。
文化庁はかなり柔軟に対応してくれると聞きます。
心配しすぎで、実際には上記4つもクリアできるかもしれません。
もしかしたら難なく補助金をもらえるかもしれません。
それでももし審査に落ちた場合は、このブログかYouTubeで文句をツラツラ言いたいと思います。笑
久々の記事になりましたが、このコロナ期間でもライブハウスは悪戦苦闘しながら続けています。
コロナが落ち着いたら色んな発信をしたいと思ってますが、それまでなんとか耐え抜こうと思います。
ARTS for the future。
文化が、未来につながると信じて。
関連記事です。
AFFは学生を盛り上げる事業は対象になりません。対象にして欲しいです。
助成金/補助金は目まぐるしく変わります。1年前にまとめた記事です。
この頃はコロナがここまで長引くとは微塵も考えてなかったなぁ。
では、ライブハウスで会いましょう!
ライブハウスも時短営業していたらツイートがバズりました

全世界がコロナに包まれています。
日本も最初の緊急事態宣言が出てから1年が経とうとしています。
この記事を書いている2021年3月8日も、京都府は飲食店に対して営業時間短縮要請を出しています。
先日、こんなツイートをしたら予想以上に反響を呼び、2万いいねを超えるバズを起こしました。
今、19:45頃、店に電話が。
— 恭平 a.k.a こども社長 (@kyoopees) 2021年2月27日
「今から行けますか?」
若い女性の声。
「いや、今もう最後のバンド終わったので、、」
「今から2人で行ってゆっくり飲めるところ探してて」
「今からは無理ですすみません」
ライブハウスにこんな電話するやつおらん。
これ、時短営業してるかチェックするやつや。
怖。
起きたことをそのまま書いただけなので、ここまでバズるとは思っていませんでした。
もちろんライブハウスにお酒をゆっくり飲みに来て欲しいです。
ひとくちに「ライブハウス」と言っても形態は様々です。
フラッとお酒を飲みに行くスタイルのライブハウスもあります。
しかし私が経営するGROWLYは、フラッと来られるお客さんはほぼ皆無です。
スケジュールを確認し、見たいバンドがいる時に来てもらえるお客さんが99.9%なので、この電話が来た時には違和感を覚えました。
この記事を書いた時は京都はギリギリ緊急事態宣言中でした。
時系列を書くと、
1,2020年12月21日〜2021年1月11日 京都府からの時短要請1(21時まで)
2,2021年1月12日〜2021年1月13日 京都府からの時短要請2(21時まで)
3,2021年1月14日〜2021年2月7日 緊急事態宣言(20時まで)
4,2021年2月8日〜2021年2月28日 緊急事態宣言延長からの早期解除(20時まで)
5,2021年3月1日〜2021年3月14日 京都府からの時短要請(21時まで)
もう5段階目です。
日に日に変わる情報に翻弄されながら、なんとか営業を続けられています。
本当に皆さんのおかげです。
早く落ち着いて、「あの状況は異常だったね」と言える世界まで、何とか耐えて。
パンパンのライブハウスを盛り上げていきたいですね。
※今回は短い記事になりますが、記録として残しておきたくて書きました。
関連記事です。
この頃はこんなに続くとは思ってませんでした。
YouTubeチャンネルも2000人突破しました!
コロナがなかったらサークル設立なんてしてなかったと思います。
またライブハウスで。
ライブハウス閉店まとめ【2020年版】
ライブハウスの閉店は、コロナのせいなのか、そうでないのか。
増えすぎたライブハウスは淘汰されていくのか。
2020年は全世界で新型コロナウイルスが蔓延しました。
その影響はほとんど全ての業種で出ています。
密を伴うライブハウスも例外ではなく、この記事を書いてる2020年1月現在も緊急事態宣言が出され、時短営業要請の対象となっております。
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )も京都でライブハウス、スタジオ、飲食店を経営しています。
もちろん大ダメージを受けました。
なんとか踏ん張っていますが、全国ではライブハウスの閉店が相次ぎました。
そこで今回は、ライブハウス閉店まとめ【2020年版】の記事になります。
こちらは2020年12月28日公開したYouTube動画の記事版になりますので、そちらも合わせてご覧ください。
※「ライブハウス」と言っても様々な業態があります。
ここに挙げた以外にも閉店したライブハウスはあります。
今回は繋がりがあったところや興味深いところをピックアップさせていただきますのでご了承ください。
YouTube版↓
- ライブハウス閉店まとめ【2020年版】
- 北浦和KYARA(2020年1月31日閉店)
- 心斎橋ロックンルージュ(2020年2月21日閉店)
- 広島西条Amigo(2020年3月閉店)
- 池袋Canopus(2020年4月26日閉店)
- 札幌COLONY(2020年4月30日閉店)
- 京都VOXHALL(2020年4月30日閉店)
- 高円寺ペンギンハウス(2020年5月31日閉店)
- 渋谷VUENOS、渋谷Glad、渋谷LOUNGE NEO(2020年5月31日閉店)
- 巣鴨獅子王(2020年5月31日閉店)
- 秋田LIVESPOT2000(2020年5月31日閉店)
- 国立リバプール(2020年6月閉店)
- 沖縄宜野湾ヒューマンステージ(2020年6月末閉店)
- 登戸STARGIC ROOM(2020年6月末閉店)
- 名古屋ブルーノート(2020年8月15日閉店)
- 関大前TH HALL(2020年9月20日閉店)
- 下北沢GARDEN(2020年10月18日閉店)
- 2020年12月31日閉店の東京のライブハウス
- まとめ
ライブハウス閉店まとめ【2020年版】

北浦和KYARA(2020年1月31日閉店)
埼玉県さいたま市にあったライブハウス。
キャパは200前後で、北浦和駅から徒歩1分のところにあります。
KYARAの出入り口から駅のホームが見えるくらい駅近です。
ライブハウスは地下で、2階にザーゴンキッチンという飲食店があり、サーキットイベントなども行いやすい形状ですごくいいライブハウスでした。
(元)店長の安藤くんとは何度もYouTubeでご一緒してます。
現在もライブハウスをつくろうTV!!【KYARA next計画】と題し、ライブハウスを再建すべくYouTube活動を頑張っておられるので、今後の動きに注目です。
ちなみに1月に閉店ということで、コロナが原因の閉店ではありません。
閉店が決まった時に撮った動画↓
心斎橋ロックンルージュ(2020年2月21日閉店)
大阪の心斎橋に2017年にオープンした50~60'Sオールディーズのライブハウス。
僕らが運営するようなライブハウスとはちょっと違って、ハウスバンド(通称ハコバン)がいるタイプのライブハウスです。
ライブで盛り上がるというよりは、飲食に重点を置いてるイメージです。
僕はこういうところ行ったことないんですが行ってみたいです。
しかし3年で閉店とは厳しい世の中ですね。
2月ということでコロナも関係なさそうです。
広島西条Amigo(2020年3月閉店)
広島県東広島市に20年以上あったライブハウス。
地元密着型のライブハウスです。
もともと移転のために2020年3月に閉店し、2020年5月から新店舗オープンの予定でした。
しかしコロナの影響で新店舗オープンのめどが立たず、2020年12月現在もオープンの目処がたってない模様です。
2021年以降、新オープンされると思いますのでご注目ください。
池袋Canopus(2020年4月26日閉店)
池袋にあったキャパ100人の小さめのライブハウス。
閉店発表が4/5なので、コロナの影響が出はじめて1ヶ月も経たないうちに閉店。
しかも告知文には「コロナウイルス による売上減少に伴い」と書いてあります。
オープンから3年半という短い期間だったということで、もともと経営がかなり厳しかったのでしょうか。
4月当時は僕やその他のライブハウスの人たちも、補助金が本当に出るのか、この影響がどこまで続くのか本当に不安でした。
この時期に閉店を決断する勇気も素晴らしいと思います。
札幌COLONY(2020年4月30日閉店)
北海道の札幌市で、2001年オープンで約20年営業していたライブハウス。
キャパは180人。
北海道は当初から感染者が多いと報道があったので、影響が大きかったのだと思われます。
4/12に発表で4/13で営業終了というスピード感で、中の人たちも本当に大変だったと思います。
しかし惜しまれつつ閉店したんですが、元店長さんを中心に新たなCOLONYを立ち上げるべく7月にクラウドファンディングを開始したそうです。
目標400万円に対し500万円オーバーがあつまりました。
新しいライブハウスの名前はPLANTとして、2020年12月17日にオープンしました。
ツイッターによると「ただのライブハウスではありません、今までになり新コンセプトのカレー店としても営業」ということで、どういうことなのかめっちゃ気になります。
北海道は人生で一度しか行ったことないので、コロナが落ち着いたら行ってみたいです。
京都VOXHALL(2020年4月30日閉店)
私がライブハウスを運営する京都でも閉店するライブハウスが出てしまいました。
京都で40年の歴史を持つ超老舗、VOXhallは全国でも珍しい形状で、ホールが階段状になってます。
同じビル内に十八番という小さいライブハウスもあり、多くの学生やミュージシャンに愛されてきましたが2020年4月30日に閉店。
こちらの店長の有堀くんには閉店直後にインタビューしてる動画もあるのでそちらを見てください。
しかしここから僕と有堀くんで新プロジェクト「京学バンドクラブ」を始めました。
VOXHALLの閉店がなかったら始められませんでした。
これを機に出会った学生や結成されたバンドもいます。
そう考えると、コロナのおかげで新しい出会いも作れたかなと思います。
今後もピンチをチャンスに変えていきたいです。
ちなみに有堀くんはVOXHALLチームで新しい店を出す計画を進めてるそうなので、そちらの動きにも注目してください。
高円寺ペンギンハウス(2020年5月31日閉店)
こちらは東京の高円寺にあった35年の老舗です。
5/31ということでコロナ禍の閉店ですが、発表は3/15です。
3/15といえばコロナ禍が始まったばかりの頃です。
コロナが理由なのかと思いましたが、HPに閉店の理由が記載されてまして、
「最大の理由は経営陣の高齢化によるものです。」
とあります。
経営難や建物の理由以外にもそういう理由もあるんですね。
そしてHPにはこんな記事も載ってました。
「本来であれば5/31までは閉店までのイベントを行いたかったけど、緊急事態宣言や休業要請の真っ只中だったので全くそういうイベントをできずに閉店」
閉店はコロナ関係ないですが、閉店イベントはコロナの影響を受けてしまっていて、いたたまれない想いです。
渋谷VUENOS、渋谷Glad、渋谷LOUNGE NEO(2020年5月31日閉店)
渋谷の有名な系列ライブハウス3店舗の閉店も結構大きいニュースでした。
この3店舗はクラブイベントが多い箱だったようで、ちょっと名前的にはライブハウス界隈では馴染みないかもしれません。
しかしclub asia(クラブエイジア)という名前を聞いたことある人は多いのではないでしょうか?
asiaはキャパ300で、バンドのイベントでも使われたりしてます。
そのasiaグループもコロナの影響を受け、4店舗中3店舗を閉めてclub asiaだけでも残そうという決断を下しました。
この決断も同じ経営者としてはすごいと思います。
そしてclub asiaを残すためのクラウドファンディングも開始し、なんと3900万円も集まっています。
巣鴨獅子王(2020年5月31日閉店)
東京の巣鴨にある220人キャパのライブハウス。
こちらは直接面識がないのであまり誤解を招くようなことは言いたくないのですが、閉店を巡って一時期Twitterでオーナー対店長での争いを目にしました。
深くはわかりませんが、どちらにも言い分があるんだろうなと思いました。
コロナにより経営が悪化し、経営の存続を巡ってお金と気持ちどっちが大事か、それは難しい話です。
現場と経営では意見も違えば、お客さんとの接し方も違いますからね。
しかしその後、9/1から営業が再開してるそうです。
何が正しいかわからない世の中ですし、立場が違えば見える景色も意見も違います。
判断難しいですが、自分が正しいと信じる選択をしていきましょう。
秋田LIVESPOT2000(2020年5月31日閉店)
秋田県にあった200人キャパのライブハウス。
こちらも20年以上の老舗です。
今年は200人前後のキャパのライブハウスの閉店が目立ちますね。
奇しくもGROWLYも200人キャパです。
秋田県ということで東北には僕は足を踏み入れたことがないんですが、特に地方都市のライブハウスは厳しいと思います。
秋田といえばLIVESPOT2000くらいの知名度があったので、秋田のバンドや音楽ファン、そして秋田にツアーに行ってたバンド達が今後どうなるのでしょうか。
国立リバプール(2020年6月閉店)
東京都国立市にあるライブハウスですが、ライブバーという形態に近いと思われます。
1982年オープンということは38年の超老舗でしたが閉店。
ツイッターによると経営者の代替わりで一旦閉店という形のようです。
発表が2019年の1月だったのでコロナは関係なさそうです。
跡地には国立REBORNという名前で2021年オープン予定ということです。
経営者の代替わりで、新たなシーンが始まる予感がします。
沖縄宜野湾ヒューマンステージ(2020年6月末閉店)
沖縄のライブハウスの中でも老舗で有名なヒューマンステージ。
30年の歴史を持って閉店。
沖縄といえば数々の有名アーティストの出身地でもありますが、あのMONGOL800が高校生から出演していたという伝統あるライブハウスが閉店なのはとても残念です。
閉店するまでに一度は行きたいライブハウスでした。
登戸STARGIC ROOM(2020年6月末閉店)
神奈川県川崎市にあったライブハウス、20年の老舗でした。
あまり有名なライブハウスではないかもしれませんが、僕が17年くらい前に組んでいたバンドの初ツアーで行ったライブハウスです。
なので閉店のニュースを聞いた時は衝撃でした。
その時にイベントを組んでくれたSTUDSのTAKUさんがその頃から最後までスタッフとして働いていたとのことで、10年近く会ってないのでまた会いたいです。
名古屋ブルーノート(2020年8月15日閉店)
ニューヨークの名門ジャズクラブ、ブルーノートの日本店として2002年オープン。
ジャズクラブということでこちらは僕たちのライブハウスとは形態が違いますが、超有名店です。
せらまさのりや森口ひろこなどの有名歌手もよく公演を行なっていたそうです。
そして海外からのアーティストも多数出演していたので、今回のコロナの件で大ダメージを受けていたと思います。
コロナが収まって海外のアーティストが来日したいという時に、こういう場所がなくなってしまっているのは残念です。
関大前TH HALL(2020年9月20日閉店)
大阪の吹田市、関西大学前の関大前駅近くにあったライブハウス。
公式サイトで、閉店理由を新型コロナウイルスの影響としたうえで
「TH HALL存続の道をぎりぎりまで模索しましたが、急な閉店により多くの方々にご迷惑をおかけしてしまうことを深くお詫び申し上げます」
と記載がありました。
関西大学のサークルを始め、多くの人の歴史が刻まれたライブハウスもまた一つ閉店です。
下北沢GARDEN(2020年10月18日閉店)
東京の音楽の街、下北沢のキャパ600のオオバコ。
GARDENの閉店も衝撃でした。
出演したことはないのですが、何度か見に行かせてもらいました。
音楽の街下北沢はライブハウスがひしめいてる激戦区の中でも大きい箱で、GARDENを目指してたバンドも多かったと思うので残念です。
しかし直後にビッグニュースが入ってきました。
大阪のシャングリラや東京CHELSEA HOTELなど多くのライブハウスを経営するLD&KがGARDENの跡地で下北沢シャングリラを12/19にオープンさせるとのことです。
この時期に新店舗オープンするとはすごい。
今後も楽しみです。
2020年12月31日閉店の東京のライブハウス
赤坂CLUB TENJIKU、天窓グループ、高田馬場AREA、池袋CYBER、Zher the ZOO YOYOGIと、東京の多くのライブハウスが2020年末で閉店しました。
どこも有名で、長い歴史を誇るライブハウスです。
東京は特に人口密集してるのもあり、感染者数も多いです。
先が見通せない中、東京での大量閉店が全国に波及しないことを祈るばかりです。
まとめ

ということで今回はライブハウス閉店まとめ【2020年版】という記事でした。
冒頭にも書きましたが、ここに書ききれなかった閉店したライブハウスもたくさんあります。
もし思い入れのあるライブハウスが載ってなかったら申し訳ありません。
今年は本当に暗いニュースが多かったです。
そしてライブハウスへのバッシングも目立ちました。
実際僕もツイッターなどでライブハウスの存続を主張した際、誹謗中傷を受けたりもしました。
実際、本来のライブハウスは3密を伴うものですし、感染しやすいかどうかで言えばしやすいと思います。
しかしライブハウスは対策もとってきました。
本来は最高の場所であると思います。
閉店されたライブハウスの店長やスタッフの皆さんは本当に断腸の思いだったと思います。
今続けてるライブハウスもほとんどのところがギリギリの状態です。
現状配信ライブや通販などを行ってるライブハウスもあります。
早くこの状況が落ち着くのを願うとともに、応援してるライブハウスや地元のライブハウスに目を向けて、ちょっとでも応援してくれると、音楽業界の未来が明るくなると思います。
ピンチをチャンスに、変えていきましょう。
関連記事です。
ライブハウス閉店まとめ2019です。
コロナが収まったとしても、コロナ対策同様、モッシュダイブ問題は考えなければなりません。
こういう時期だからこそ、なおさら地元のライブハウスを大切にして欲しいなと思います。
続きはWebで。もしくは地元のライブハウスで。
クラファン100万円達成!!&初顔合わせ無事終了しました
100万円達成しました!
そのお礼と、経過報告を記事にさせていただきます。
ちょっと遅くなりましたが、こちら
で報告しました、京都のインカレ軽音サークル「京学バンドクラブ」のスタートアップ資金を募るクラウドファンディングですが、10/14(水)に支援受付を終了いたしました。
無事100万円達成しました!

支援総額 1,042,874円
支援者数 135人
となりました。
本当にありがとうございます!!
クラファン受付期間もそうですが、京学バンドクラブの進行は、今までの業務と並行して行っています。
むしろ、ライブハウスGROWLYの方は基本的にほとんどの公演で限定集客 + 有料配信を行っております。
今まではリハの時間に事務(イベント制作や経営)作業を行うことができましたが、コロナ禍では私も配信の準備やテストを行わなければならず、普段より時間が取られます。
それに加え、融資や助成金関係の申請もあるので、本当に休みなく働いています。
そのため、このクラファンに支援していただいた方全員に、一人一人お礼を直接言いたいのですがその時間が取れず、この記事を上げるのにも時間がかかってしまいました。
※リターンに関しましては、当初より11月中に履行予定でしたので、順次行っていきますのでもうしばらくお待ちください!
そうこうしてるうちに、10/19(月)に、京学バンドクラブ初の顔合わせを行いました。

※リターンの一部に「初回のミーティングを観れる権利」があります。
そちらを支援された方は、視聴方法をCAMPFIREのメッセージで送信しております。
アーカイブ(録画)も見れますので、支援された方でまだ観てない方は是非観てみて下さい!
初回なので全員の自己紹介と簡単なスケジュール調整だけでしたが、この回で早速バンドを組んだ子達もいるようです。
モチベーション高くても良いですし、楽器を触ったことない子もいて、いろんな学生たちが交差する場を早速作れて嬉しいです。
これからいろんなことに挑戦できると思うと本当にワクワクします。
支援していただいた方はもちろんのこと、これから知った方にも是非、行く末を見守っていただきたいです。
そして、来年の今頃には京学バンドクラブ主催の大きいイベントも考えております。
そちらも楽しみにしておいてください!
まだまだ制限は多いです。
ライブハウスも肩身がせまいです。
学生たちも、満足に学校に通えなかったり、サークル活動ができていません。
徐々に、「日常」を取り戻して、むしろ今までより良い環境が作れたら良いと思っています。
それでは今回は乱文にて失礼いたします!
本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
関連記事です。
初心者バンドに向けた記事。
初心者バンドマン向け記事2。
前回のクラウドファンディングも無事達成したので今回は2回目です!
続きはWebで。もしくは京学バンドクラブのミーティングで。
京都にインカレ軽音サークルを設立&支援者募集開始します
今、地方のライブハウスができることはなんだろう?
京都の学生の音楽文化を未来に繋ぐことではないか?
2020年9月。
徐々にコロナの影響は収まり、世間はGoToキャンペーンなどで旅行客が増えてます。
しかしライブハウスはまだ日常を取り戻せていません。
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )は京都でライブハウスGROWLYや音楽スタジオAntonioや飲食店などを運営する会社の代表を務めています。
この事態をどうにかすべく、新事業を立ち上げます。
京都の大学生・専門学生なら誰でも入れる軽音サークル
"京学バンドクラブ"
を設立しました。
って言われてもわけわかりませんよね?
今回はその概要と、なぜ設立に至ったか、そしてこの前代未聞の挑戦の支援者を募集するという話をします。
京学バンドクラブってなんなの?
入部したらどうなるの?
なんのためにクラウドファンディングしてるの?
そう思ってる人に読んで欲しい記事です。
京都にインカレ軽音サークルを設立&支援者募集開始します

京学バンドクラブとは
他の都道府県はどうかわかりませんが、京都はそれぞれの大学に軽音楽部・軽音サークルが存在します。
例えば「京都大学の軽音楽部」みたいな感じです。
京学バンドクラブはそれとは違ってどこの学生でも入れます。
どこの学校にも属していません。
インカレサークルと呼ぶそうです。
今回は京都の大学・専門学校に通ってるか、京都在住の学生が対象です。
イメージとしては、スポーツ部で言うトレセンとかクラブチームのイメージです。
小中学校で、各学校にもサッカー部や野球部ありましたが、ちょっとだけ意識の高い選手はトレセンとかクラブチームに入っていたと思います。
学校の枠を飛び越えてバンドを組んだり交流をしたいという、ちょっとだけ意識の高い学生に入ってもらえたら嬉しいです。
ただし、「ハードル高いんじゃないの?」と思う必要はありません。
あくまで学校の枠を飛び越えることが重要であって、知識や経験や技術は乏しくても全然大丈夫です。
オリジナル志向でもコピーバンドでもどちらでも大丈夫です。
バンドクラブですが、弾き語りも大丈夫です。
他の都道府県や、軽音以外のサークルはわかりませんが、京都には軽音のインカレサークルは存在しません。
どこにもモデルはありません。
イチから、集まった学生と一緒に作り上げていこうと思っています。
京学バンドクラブ運営について
今回は、2020年4月にコロナの影響で閉店した京都の老舗ライブハウス、
VOXhallの元店長、有堀誠 ( @arihori )と共同で立ち上げました。
VOXhallはGROWLYよりも学生に近いライブハウスで、有堀くんはMIYAKO ROCK FESを主催していました。
京都の軽音楽部・軽音サークルが20団体以上も参加するサーキットフェスです。
VOXhallという場所は無くなってしまいましたが、学生を盛り上げたいという同じ志を持つ有堀くんと立ち上げることにしました。
しかし基本的には学生主体で運営して欲しいと思っています。
あくまで運営母体はバックアップでありたいと思っています。
京学バンドクラブ設立の理由
この記事を書いている9月、ライブハウスはまだ完全な状態に戻っていません。
GROWLYでもキャパシティを大幅に制限して、行える公演から始めています。
(通常200人キャパ→30人に制限。9月より、1〜2バンド出演の場合は50人まで。)
キャパ制限を行いながら、配信ライブも並行して、それでも出演してくれるバンドたちがいるおかげでなんとかイベントを開催してます。
しかしまだキャパ制限があると開催が難しいイベントも多く、8月以降くらいに予定されていた延期公演さえも中止になり始めています。
本来なら100人以上入るような公演や、10バンド以上出演するような大型イベント、そして学生サークルの貸切イベントがまだ戻ってきてません。
個人的な予測では、来年の春くらいまで厳しいんじゃないかなと思っています。
その中で今回僕が特に懸念したのが、学生です。
(もちろん他にも懸念することはたくさんありますが、まずは、という感じです。)
4月から続くリモート授業で、一人暮らしのマンションを解約して実家に帰り、実家からリモート授業を受けてる生徒も多いそうです。
9月10月から始まる後期も、一部対面授業が始まる学校もあるそうですが、全部ではありません。
登校するには学校に申請し、許可が下りれば登校できる学校もあるそうです。
そしてほとんどの大学で、サークル活動も禁止(自粛要請)されているそうです。
実際、8,9月は夏休みのため、本来ならサークルのイベントが入るはずなんですが、今年は1本も入りませんでした。
いつサークル活動が再開されるのか目処がたたないまま、1年の半分が過ぎました。
このままもしかしたら1年間何も活動できないサークルも出てくる可能性があります。
大したことないと感じる人もいるかもしれませんが、めちゃくちゃ大変なことです。
特に深刻なのは今年の1回生です。
(関西では大学1年生,2年生じゃなくて1回生,2回生と呼びます。)
春の新歓ライブが行われてないので、サークルは部員の勧誘もできず、1回生がほぼ集まってないらしいです。
こうなると、少なくとも半年間、
・サークルで共通の趣味を持つ友達と出会えない
・新しい友達から知らない音楽を教えてもらえない
・ライブに行く友達が作れていない
・新しいバンドがサークルで1つも発生してない
などなど、悲惨な状況です。
この半年は誰にも取り戻せません。
僕も大学進学で熊本から京都に引っ越してきた時、「絶対軽音サークルに入ってバンド組むんだ!」と意気込んでました。
そんな時にコロナに直撃したら、バンド欲も無くなってたかもしれない。
当時のバンドメンバーとも出会わなかったかもしれない。
そして会社作って今こうやってブログを書いてなかったと思います。
そう考えると、すごく悲しいし、救ってあげたいというのはおこがましいけど、何か力になりたいなと思いました。
軽音サークルは、伝統を大事にするところが多いです。
「毎年夏休みは●●のライブハウス、卒業イベントは●●のライブハウスで」
と決まってるところが多いです。
その伝統が途絶えた今、今後そのイベントが開催されない可能性もあります。
そうなるともちろん、ライブハウスにも大ダメージです。
・サークルのイベントが入らない
・サークルから新規オリジナルバンドが発生しない
・ライブハウスに来る学生のお客さんも増えない
と、踏んだり蹴ったりです。
そうなると、将来的にライブハウスが元どおりになったとしても、新規バンドが増えず、学生サークルのイベントがなくなってしまいます。
そうなってしまえばライブハウスの未来はありません。
これらを解消するため、というのが立ち上げた一番の理由です。
京学バンドクラブに入るメリット
メリットとしては、たくさんありますが、今回は3つ紹介します。
1,大学の垣根を超えて交流できる
まず一番はこれです。
インカレサークルなので、京都ならどの大学・専門学校に在学していても入れます。
例えば立命館大の学生と、京大の学生と、同志社の学生の3人でバンドを組むことが可能です。
バンドやサークルの掛け持ちはもちろんOKなので、学内のサークル同士のつながりも作ることができます。
学校のサークル同士でもジョイントコンサート(通称ジョイコン)で交流する場合もありますが、そのきっかけづくりもしてもらえたらなと思います。
2,ライブハウスやスタジオを経営している会社が運営している
うちの会社が運営しているので、スタジオやライブハウスが割引価格で使えるようにしようと思ってます。
もちろんタダというわけにはいきませんが、なるべく学生に安く使ってもらえるように考えてます。
また、有名講師をゲストに招いたセミナーイベントも企画中で、そういうのも割引対象にしようと思っています。
そしてゆくゆくは野外イベントやサーキットイベントなどの大きいイベントなんかもやろうと思ってるので、大学のサークルよりも外の企業と接する機会が多くなると思います。
3,歴史を一から作っていける
今回立ち上げたので、歴史も伝統もありません。
しかも京都では前例がありません。
そんな新しい試みを自分たちで作っていけます。
もちろん先輩方から受け継いだ伝統や決まりもいいですが、
自分たちが一から作っていく方が愛着も湧くと思います。
クラウドファンディングについて
京学バンドクラブの立ち上げに合わせて、クラウドファンディングをCAMPFIREで開始しました。
目的は、「京学バンドクラブ第1期生の部費を0円にしたい」というものです。
もちろんこの試みを知ってもらいたいという想いもあります。
そして正直ウチの会社も経営的にダメージを受けているというのもあります。
学生に安くスタジオやライブハウスを使って欲しいというのはあるけど、それも正直厳しいです。
そこでクラウドファンディングを通じて、京都の学生に投資してもらいたいと考えました。
目標金額は100万円!
達成したら40人の部費を無料!
※第一期生の10〜3月の部費を0円にします。
※達成率に応じて無料の人数が変わります。
※通常の部費は11,000円予定。当面は5,500円にディスカウント予定。
期間1ヶ月で、100万円集めることと、40人集めることを目標にしてます。
めちゃくちゃ難しいことだと思ってるので、是非力を貸して欲しいです!
クラファンで部費を無料にしたい理由は他にもあって、
・会社が立ち上げた軽音インカレサークルなんてハードル高そう
・コロナでバイト削られたりして学生にもお金がない
などで入部を尻込みされるだろうと予想しています。
この辺を解消することによって、学生が入りやすい環境を整えられたらと思っています。
リターンに関しても、参加型のリターンを多めに用意してるので、
学生と一緒に歴史を0から一緒に作っていける体験が味わえると思います。
まとめ

(写真 : MIYAKO ROCK FES 2019より)
ということで今回は私の会社の新事業としてサークルを作るというお知らせと、そのスタートのためにクラウドファンディングを開始するというお知らせでした。
今まで前例のないチャレンジなので、不安も大きいです。
だけどそれ以上に期待も大きいです。
このサークルを通じて新しいバンドが生まれることや、音楽好きな学生がもっと音楽好きになることも楽しみです。
ゆくゆくは京学バンドクラブの野外フェスなんか実現したらめちゃくちゃ楽しいと思います。
今はコロナの時期で暗い話題も多いです。
このサークルにも制限は付いてくるとは思います。
しかし是非期待していただき、応援の方よろしくお願いします。
ライブハウスはコロナにより多大なダメージを受けています。
そして同じように学生も受けています。
コロナが完全に終息した後に、今以上にいい音楽環境が整いますように。
京学バンドクラブHP → http://kyogakuband.club/
クラウドファンディングページ → CAMPFIRE
関連記事です。
コロナ初期に書いた記事です。この頃はこんなに深刻化するとは思ってませんでした。
去年(一昨年)にもクラウドファンディングに挑戦しました。
初心者バンドをたくさん作りたいです。
続きはWebで。もしくは京学バンドクラブで。
RADWIMPS野田洋次郎の優生思想発言が炎上してる件について
芸能人が自殺しても何も変わらないのか?
批判と誹謗中傷の境目はどこにあるのか?
日本を代表するロックバンド、RADWIMPSの野田洋次郎氏のツイートが賛否両論を巻き起こし炎上しました。
前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) 2020年7月16日
お父さんはそう思ってる。#個人の見解です
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )は京都でライブハウスGROWLYや音楽スタジオAntonioなどを運営している会社の代表です。
今回はちょっと「音楽」や「ライブハウス」の話とは離れますが、思うことがあったので記事にしたいと思います。
野田洋次郎さんのツイートに批判的な人。
また逆に肯定的だったり、ファンだから批判されててつらいという人に見て欲しいと思っております。
レディゴォ!
※この件についての動画を先に出しております。
この動画の内容をもとに編集し直した記事となります。
RADWIMPS野田洋次郎の優生思想発言が炎上してる件について

このツイートが話題になりツイッターのトレンドに入ったのが7/25。
ツイートされたのが7/16なので約9日の時を経て炎上した形となります。
ツイートのリプ欄にもちょっと度が過ぎた批判もあって、心が痛くなりました。
つい先日にも芸能人が誹謗中傷を苦に亡くなったのに、何も学んでないなと。
野田洋次郎さんがどう感じてるかわかりませんが、こういう風潮は良くないと思ってます。
今回伝えたいことは2点あります。
1.今回の野田洋次郎さんの発言の内容について
2.このツイートが炎上してる件について
結論から言うと
「野田さんのツイート自体は賛同できるものではないが、それを理由に度が過ぎた批判も見られ、正義の名の下に誹謗中傷を肯定化してはいけない」
ということです。
順に解説していきます。
今回の野田洋次郎さんの発言の内容について
今回野田さんは、野球の大谷翔平さん、将棋の藤井聡太さん、女優の芦田愛菜さんの名前を出し、この3人のような優秀な遺伝子を残すために、国家プロジェクトとして配偶者を選定した方がいいんじゃないか、という趣旨のツイートをされました。
おそらく野田さんはこの3人をすごく尊敬してるんだと思います。
問題のツイートがされた直前に、野田さんは藤井聡太さんに対して「おめでとうございます」ってツイートをしています。
2020年7月16日は藤井聡太さんが渡辺明棋聖を破り、棋聖位を奪還した日でした。
藤井聡太の歴史的快挙を祝うとともに、野田さんが同等に尊敬する大谷翔平さん、芦田愛菜さんの名前を出したのでしょう。
しかしこの発言が「優生思想そのものだ」といって批判を受けました。
実際に3人の名前を挙げることによって、「3人にも自由恋愛の権利がある!」という声も上がりました。
野田さんが3人の素晴らしさを表現したかった気持ちと裏腹に、優生思想主義者であるという見られ方や、3人の自由恋愛を奪いたいという見られ方をしてしまったのです。
優生思想とは、優生学の考え方を持つ思想のことです。
一般に「生物の遺伝構造を改良する事で人類の進歩を促そうとする科学的社会改良運動」と定義される。
一番身近な優生学の例で言えば、品種改良です。
優秀な遺伝子を掛け合わせて優秀な遺伝子を残すやり方です。
品種改良は我々の生活に密接な関係があります。
例えば食べ物。
お米の原料になる稲は品種改良を繰り返し、寒さに強かったり、枯れにくかったり、美味しくなるように品種改良が繰り返されています。
ペットにも品種改良が施されています。
犬や猫など身近なペットも、品種改良で生み出された品種も多いです。
ペットの品種改良についても問題視されることが多いですが、これを人間に当てはめるとなったら倫理的に大問題ですよね。
だから僕もこの発言自体には賛同できません。
このツイートが炎上してる件について
今回言いたいことの2点目が、このツイートが炎上してることについてです。
先述した通り、僕も優生思想自体には賛同できません。
しかし、その発言をしたからと言って、誹謗中傷を肯定してはいけない、と思ってます。
これは以前、きゃりーぱみゅぱみゅさんが検察庁法改正案に反対しますというツイートをして炎上した件からも言えることなのですが、アーティストをアイドル化しすぎだと思います。
アイドルという言葉を使いましたが、歌って踊れるアイドルのことをディスってるわけではないです。
もともともと「アイドル」という言葉は「偶像」という意味です。
対象の相手を自分の理想に作り上げすぎているのではないかと思っています。
今回の野田さんのツイートに対するリプでも、「見損ないました、もう曲聞きません」とか「フォロー外します」というリプが散見されました。
曲やライブが好きになった相手に対して、思想100%求めるのは疑問を抱きます。
それこそどんなに人気のアイドルだってトイレに行きます。
有名なアーティストだって愚痴を吐くこともあるでしょうし、突拍子も無いことを言うこともあるでしょう。
完璧を求めてはいけないと思います。
そもそもアーティストは、他人と違う考え方を持ってる人が多いと思います。
大多数の同世代が、週休二日で働き、給料をもらっているでしょう。
そういうマジョリティーとはまず生活が違います。
もちろんアーティストになるまでにも想像がつかないくらいの努力をしてるでしょうし、誰も味わったことのない経験や感情を持っていると思います。
現在も曲作ってツアー回ったりしているので、これを読んでる人の大半が想像のつかない生活をしています。
そして野田さんがそうかわかりませんが、意識的に、他人と違う感性を磨く努力をしてるかもしれません。
他人と違うからこそ、唯一無二の名曲を作れるんだと思います。
だから他人(大勢多数)と違う意見を持っていても当然だと思うし、個人的には、アーティストに普通の感性を求めるのも違うかなって思います。
正義の側に立っているなら天罰を下してもいいのか
誹謗中傷を正当化しようとする人がいます。
漫画「氷室の天地」から引用されたフレーズがあります。
人が最も残虐になるときは『悪に染まった』ときではない! 真偽どうあれ『正義の側に立った』と思ったときに人は加虐のブレーキが壊れるのだ! 何せ『自分は正しい』という免罪符を手に入れてしまうのだからな! 正義という名の棍棒で、悪と見なした者の頭を打ちのめす快楽に溺れてしまうものよ!
今回もまさにそれを見た気がしました。
繰り返しますが、僕も野田さんの発言は正しいとは思いません。
批判する側に立つ方が正義だとは思います。
しかしそれで何言ってもいい、誹謗中傷してもいい、ってわけじゃありません。
理性という名のブレーキを皆さん持って欲しいなと思いました。
批判と誹謗中傷の線引きは難しいですが、
- 批判:その発言に対しての指摘、反論
- 誹謗中傷:その発言とは関係のない指摘、人間性の否定、所属する団体への批判など
と捉えたらいいのかなと思います。
ツイートの意見自体は賛同できません。
しかしそれでファンをやめるとか曲を聴かないっていうのはもったいないと思います。
今回のリプ欄には度が過ぎた批判も目にしました。
正しい批判だとしても度を過ぎないようにしましょう、ということを主張したいです。
ちなみに僕はRADWIMPSの曲では前前前世が好きです。
まとめ

ということで今回は「RADWIMPSの野田洋次郎の優生思想発言が炎上してる件について」という記事でした。
あのツイートが激しい優生思想発言なのかは解釈によるところですが、そうだと捉えられるような発言をしたことには落ち度があります。
しかしだからといって誹謗中傷をしてはいけません。
「野田さんのツイート自体は賛同できるものではないが、それを理由に度が過ぎた批判も見られ、正義の名の下に誹謗中傷を肯定化してはいけない」
ということが伝われば幸いです。
言いたいことも言えないこんな世の中になってますが、
もっと個人が発言しやすい世の中になればいいなぁと思ってます。
誹謗中傷がこの世から少しでもなくなり、
誹謗中傷で傷つく人が一人でも減りますように。
関連記事です。
最近はブログよりもYouTubeで発信をしています。
特定のバンドのことを記事にすることは稀ですが。
今やバンド活動に欠かせないTwitterですが、運用方法は難しいですね。
続きはWebで。もしくは前前前世で。
ライブハウスは「配信ライブは代替にならない」と主張すべきか
ライブハウスは配信ライブ会場になっていくのか?
今ライブハウスがすべきことは何なのか?
本日2020年6月12日、あるライブハウス関係者のブログ記事が話題となりました。
(直接面識がない方なのでリンクなどは控えさせていただきます)
※以後、そのブログ記事のことを「例の記事」と表記させてもらいます。
この記事を書いている恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )は京都でライブハウスGROWLYや音楽スタジオAntonioなどを運営している会社の代表です。
コロナ禍で甚大な被害を受け、損害の補填方法を考えながら、ライブハウスを残すために日々悪戦苦闘しています。
今回は
ライブハウスは「配信ライブは代替にならない」と主張すべき
という主張に対し、私が感じた見解を書こうと思います。
決して、例の記事や本人を否定/批判するつもりは一切ありません。
「人が集い、音楽を楽しむ場所を守りたい」という最終ゴールは一緒だと感じています。
例の記事を読んで、あくまで個人の考えを文章に起こしたいと思っただけなので、ご了承ください。
ライブハウスは「配信ライブは代替にならない」と主張すべきか

例の記事を何度も読み返しました。
例の記事で主張されているのは
「従来の集客ライブ」が「配信ライブ」に完全に取って代わることはないと主張すべき
ということだと読み取りました。
そしてそれを行政に伝えよう、という主張だと感じました。
配信ライブがダメというわけではない
一読した時は、「配信ライブを辞めろと主張してるのかな」と勘違いしましたが、決してそうではありません。
「配信ライブが従来の集客ライブに完全に取って代わったから、もうライブハウス業界は安心だな」と行政に思わせてはいけない、という主張だと感じました。
この主張には私も概ね賛成です。
しかし、地方のライブハウスを運営する身にとってそれは、すごく難しいと感じました。
理由は大きく2点ありまして、
1,地方在住なのもあり、行政に直接訴えかけるコネ・時間がなく、県をまたぐ移動も自粛要請されているのでなす術がない
2,行政に頼りすぎるのはよくないと考えている
1については、今までの経営方針のせいと言われればそれまでかもしれませんが、特に東京以外のライブハウスの経営者/店長で、行政と繋がってる人はほとんどいないのではないでしょうか。
#SaveOurSpaceには署名しましたが、それ以上の活動を、現在の経営と並行して行なっていくのは困難だと考えます。
2については後述します。
配信ライブに乗れないライブハウスはどうするか
例の記事でも「老舗の小さなジャズ箱」は配信にフィットしづらいという表現もありました。
すごくわかります。
"ライブハウス"という括りの中でも業態は様々です。
僕が運営するライブハウスは主に"アーティスト"目当てでお客さんが来る傾向にあります。
対して毎日箱バンが演奏するようなジャズ専門ライブハウスなどは"その場の空気"を目当てでお客さんが来る傾向にあります。
なので"その場の空気"を売りにしている業態が配信ライブにフィットしやすいかと言えばそうでないと思います。
しかし逆にそれはビジネスチャンスでもあり、対応できる可能性はあると思います。
何もしないよりは、配信ライブに活路を見出すのも悪くないと思います。
(もちろん配信ライブという選択肢を取らなくてもいいと思います。)
そしてそのあとの文章で
ライブハウス/クラブは、新たな才能を見出す場所で、知名度のないアーティストの有料配信を誰が観るでしょうか。
の部分は、本当に共感しました。
私が運営するGROWLYは本当に、学生バンドやオリジナル作りたてのバンドが多く出演するライブハウスです。
そんなバンドマンは必死にチケットを売り、ちょっとしか売れずに数人しかいないライブハウスで切磋琢磨するところから始まります。
(ノルマ問題に発展しそうですが割愛します。笑)
まさに今、そんな彼らの有料配信をいかに販売していくかということは大きな課題になっています。
この問題は「コロナにより客足が減った飲食店が、テイクアウト販売をするかどうか」という問題に置き換えればわかりやすいと思います。
テイクアウトしたところで売上をあげられない飲食店もあれば、逆にうまく売上をあげられる飲食店もある。
テイクアウトじゃ店の味を出せないからと頑なにやらない飲食店もあると思います。
そして今まさに、テイクアウトやデリバリーに対する補助金なども存在します。
(デリバリー販売の手数料の一部負担など)
だからと言ってこれは「全ての飲食店をテイクアウト専門店にしよう」という行政の思惑があるとは考えにくいです。
コロナによって減った売上をどう補填していくか、その具体的な方法を試す場合は補助金を出しますよ、という具合だと思います。
その具体策が、飲食店はテイクアウトであり、ライブハウスはライブ配信、というわけです。
配信ライブへの支援は無用なのか
行政は"コロナ禍において、生の芸術やエンターテイメントのビジネスモデルとして、配信が成立すると考えている"かどうかは、私にはわかりません。
直接話を伺うこともできないので、知る由もありません。
ただ、配信ライブへの支援は、政府ができる策として素晴らしい方法だなと思っています。
コロナ対応の副産物として、支援を受けて用意できた配信ライブの設備は、アフターコロナでも生きるからです。
人を集めたくても集められない今の時期、できることといえば配信ライブくらいしかないからです。
それを行政は理解してくれてると感じています。
(配信ライブ以外にも方法は模索して実行しています。一案あれば教えて欲しいです。)
なかなか特定の業種だけに金銭補償を行うのが難しい中、配信ライブに目をつけ考慮し、そこに補助金を出してくれてることはすごくありがたいことだと感じています。
行政に訴えるべきなのか
僕はこれはNOだと感じています。
元来ライブハウスはサブカルチャーです。
街の隅っこで、ライブハウスを理解できない人たちとも共存してきました。
なのでいただける支援は受けつつも、生き残りの方法を考えて模索していく方がいいと考えています。
なぜなら行政から手厚い支援を受けるためには、今までもこれからも行政の指導に完全に従う必要があるからです。
(コロナ対策だけでなく)
行政にライブハウスの業態を完全に理解させるのは不可能であり、"野暮"だと思います。
もし行政の方針に完全に従った場合、アフターコロナでもキャパ制限や遊び方制限など、やりづらくなってしまうでしょう。
ライブハウスやクラブには独特の「カルチャー」が存在し、ギリギリの存在なのです。
なので僕個人的には、
新規配信への支援が主眼ではなく、間引き営業/縮小営業への補填
を強く求めるべきではなく、現状できる方法を続けていく方がいいと考えます。
(もちろん業態に適用できる補償などが出れば随時いただく方針で)
行政のコロナ対策指導に"なるべく"添いつつ、コロナ収束まで待つのが得策だと考えます。
まとめ

ということで今回は、ライブハウスは「配信ライブは代替にならない」と主張すべきかという議題でお送りしました。
僕も「従来の集客ライブ」が「配信ライブ」に完全に取って代わるとも思ってないし、そうなってほしくないと思っています。
しかしそれを主張したところで、配信ライブはやっていかなきゃいけないし、これ以上行政に介入されるのもよくないと考えています。
冒頭にも書きましたが、あくまで例の記事や本人様を否定/批判するつもりはありません。
個人的な意見を書かせて頂きました。
一番大事なのは「アフターコロナまで場所と気持ちを保たせること」だと思っています。
それは例の記事の筆者だけでなく、全音楽関係者・アーティスト・音楽ファンの共通の願いだと思います。
「配信ライブなんて観たくない、生じゃないと意味がない」
という意見がある一方、
「配信ライブだと(何らかの理由で)家から出られないけど観れるのでありがたい」
という意見もあります。
全員を満足させるのは不可能ですが、場所と気持ちを保たせるためにはやらないよりやった方がいいと考えています。
やった方が、アーティストも裏方も、それを観る人も炎を燃やすきっかけになるからです。
関係者は各持ち場で頭を悩ませ、今までではやってこなかったことにも挑戦し始めています。
配信ライブだけでなく、YouTubeチャンネル開設、グッズ販売、クラウドファンディングなど。
ライブハウスに人が集まれば、周りの飲食店や交通機関なども潤い、雇用の創出にもなります。
エンターテイメントが収益を上げられる世界こそ、真の好景気だと思います。
もちろんコロナは悪であり、早く元通りの世界に戻って欲しいです。
これを機にもっといいエンターテイメント業界になって欲しいなと切に願います。
そのために今できることを考え、実行していきたいと思っています。
関連記事です。
現時点で僕の立場で受けられる支援制度をまとめました。(期限が過ぎてるのもあります)
この頃はイベント自粛なんて本当に理解できなかったけど、今じゃ当たり前になってしまってますね。
2020年版も作るべきでしょうか、、、
続きはWebで。もしくは配信ライブで。
ライブハウス経営者がコロナで使える助成金/補助金/融資の制度まとめ
全国の経営者さん、諦めるのはまだ早い。
どうせ死ぬなら戦って死のう。
緊急事態宣言の1ヶ月の延長も発表され、件の新型コロナウイルス感染症における経済的なダメージはまだまだ広がりそうです。
この記事を書いてる恭平 a.k.a こども社長( @kyoopees )は京都でライブハウスGROWLYや音楽スタジオAntonio、飲食店であるCURRY & BAR NIKOYONと油そば専門店ムジコを経営しています。
飲食店は時短営業、ライブハウスはイベント開催中止を強いられており、売上減は避けられません。
経済的ダメージがどこまで広がるのか計り知れません。
同じように全国の経営者が頭を悩ませていることでしょう。
そこで今回は、国や自治体が発表してる経済支援制度の中から、うちの会社が使おうと思ってるものをピックアップします。(2020年5月9日現在)
様々な制度が発表され、日を追うごとに拡充されてますが、注意点などもあるので触れていきます。
あくまで京都、ライブハウス、飲食店、という括りにはなりますが、参考になれば嬉しいです。
レディゴォ!
(2020年7月24日追記 : 各制度の弊社進行状況を追記しました)

ライブハウス経営者がコロナで使える助成金/補助金/融資の制度まとめ

まず大きく3つに分類します。
■助成金(給付金)・・・一定条件に当てはまる企業/個人事業主が受け取れる、いわゆる真水の現金。
助成金と給付金は厳密にいうと運営主体や財源が違うのですが、この記事では一括りにします。
■補助金・・・一定条件に当てはまる企業/個人事業主が使った経費の一部を補填してくれる制度。
コロナ対策に決められてるものが多く、使い道はかなり限定されている。
■融資・・・一定条件に当てはまる企業/個人事業主が借りられるお金。借金。
助成金や補助金とは違い、いわゆる借金なので返済が必要。
用途には基本的な制限はない。
それぞれの項目に分けて解説していきます。
助成金(給付金)
それではまずいわゆる会社に対する現金給付に当たる助成金(給付金)を解説します。
個人では一律10万円給付が確定し話題となりましたが、その法人バージョンだと思えばわかりやすいです。
持続化給付金
経済産業省が管轄する給付金です。
5/1から受付が開始されました。
2021/1/15まで申請が可能です。(1回限り)
使用用途は特に決められておらず、会社を存続させるために幅広い用途に利用できるお金です。
1.新型コロナウイルス感染症の影響により、
ひと月の売上が前年同月比で50%以上減少している事業者。
2.2019年以前から事業による事業収入(売上)を得ており、今後も事業を継続
する意思がある事業者。
3.法人の場合は、
①資本金の額又は出資の総額が10億円未満、又は、
②上記の定めがない場合、常時使用する従業員の数が2000人以下
である事業者。
経済産業省HPより引用
上記に当てはまる中小企業は最大200万円、個人事業主は最大100万円が受け取れます。
フリーランスも受けれるので、ミュージシャンも支給対象になる場合があります。
売上が半減という厳しい状況であるのが条件ですが、
現金を受け取れるので助かります。
正直弊社も前年同月比50%以上の売上減なので、近いうちに申請するために各部署の数字を集めているところです。
WEB申請ができ、申請完了から約2週間で振り込まれるというスピード感もありがたいですね。
ただし、上限が低いところがネックです。
事業規模によっては焼け石に水になりかねません。
知り合いの個人事業主(テナントを借りてサービス業を行ってる人)から聞いた話なんですが、彼は月30万円の売上が15万円に減少したから100万円申請したそうです。
もし仮に今後もその売上が続いたとしたら、その100万円で6ヶ月分の売上減少をカバーできます。
しかし僕の経営する会社では200万円の経費なんて1ヶ月で吹っ飛びます。
テナントの家賃、社員人件費、通常の借金返済、リース料など、、
営業しなくても出て行くお金はたくさんあるからです。
公平性を保つために上限金額を設定してあるとは思いますが、会社の規模に応じて金額を融通してほしいなと思います。
(2020年7月24日追記)
6/3に申請完了し、6/11に満額の200万円が振り込まれました!
ネットで簡単に申請ができ、入金までも早かった印象です。
雇用調整助成金
厚生労働省が管轄する助成金です。
新型コロナの影響により休業した従業員に対して支払う休業手当の一部を補填してくれる制度です。
(現状の緊急対応期間は2020/4/1〜2020/6/30。6/30までが提出期限)
受給するためには、次の要件のいずれも満たすことが必要です。
(1)雇用保険の適用事業主であること。
(2)売上高又は生産量などの事業活動を示す指標について、その最近3か月間の月平均値が前年同期に比べて10%以上減少していること。
(3)雇用保険被保険者数及び受け入れている派遣労働者数による雇用量を示す指標について、その最近3か月間の月平均値が前年同期に比べて、中小企業の場合は10%を超えてかつ4人以上、中小企業以外の場合は5%を超えてかつ6人以上増加していないこと。
(4)実施する雇用調整が一定の基準を満たすものであること。
〔1〕休業の場合
労使間の協定により、所定労働日の全一日にわたって実施されるものであること。(※1)
※1 事業所の従業員(被保険者)全員について一斉に1時間以上実施されるものであっても可。〔2〕教育訓練の場合
〔1〕と同様の基準のほか、教育訓練の内容が、職業に関する知識・技能・技術の習得や向上を目的とするものであり、当該受講日において業務(本助成金の対象となる教育訓練を除く)に就かないものであること(※2)。詳しくは 教育訓練の判断基準をご参照ください。
※2 受講者本人のレポート等の提出が必要です。
〔3〕出向の場合
対象期間内に開始され、3か月以上1年以内に出向元事業所に復帰するものであること。
(5)過去に雇用調整助成金の支給を受けたことがある事業主が新たに対象期間を設定する場合、直前の対象期間の満了の日の翌日から起算して一年を超えていること。
このほかにも、雇用関係助成金共通の要件などいくつかの受給要件がありますので、詳しくは下記の「お問い合わせ先」にお問い合わせください。
厚生労働省HPより引用
制度自体は3月までもあったのですが、4/1から新型コロナ特別措置として拡充され、休業手当(規定は賃金の60%)の90%まで補填されることになりました。
そして4/25にさらに拡充が発表されました。
5/9現在では、休業要請に従った場合は休業手当である賃金の60%を超えて支払った部分も100%助成されるとのことです。
ただし現状は1日の助成上限が8330円となっているので、給料次第では100%助成されません。
しかしこの上限8330円も撤廃される協議がされてるとの噂です。(5/9現在)
(2020年7月24日追記)
この記事を書いた5/9以降、随時更新されているので様子を見ていましたが、7月に入ってから申請資料を経理担当に集めてもらってます。
ただ、提出資料が莫大に多いこともあり、まだ申請完了には至っていません。
京都府休業要請対象事業者支援給付金
こちらは京都府が独自に給付しているお金です。
緊急事態宣言に伴い、京都府も休業要請を出しました。
その休業要請に従った法人/個人事業主に対しての協力金となります。
(受付期間 : 2020/5/7〜2020/6/15)
要請等の対象となる施設を運営されている方で、要請等に全面的に協力いただいた中小企業・団体及び個人事業主の皆様に対して、「京都府休業要請対象事業者支援給付金」(以下「支援給付金」といいます。)を支給します。
中小企業・団体:20万円、個人事業主:10万円
京都府HPより引用
他の自治体では50万円、100万円と支給されるところがある中、京都府は20万円、、
うちは京都府で4店舗経営してるので1店舗あたり5万円、、、
と愚痴を言いたくなりますが、各自治体の財政状況は違うので仕方ないですね。
大人しく申請してありがたく受け取りましょう。
この件に関して電話で問い合わせたところ、めちゃくちゃ重要なことが2点わかりました。
1,当社はライブハウス、音楽スタジオ、飲食店を京都市内で経営してます。
休業期間中に配信ライブ、MV撮影、練習、通販などはOKか?
→OKとのことでした。
普段の営業でなければ、配信ライブなども休業要請に従ったことになるとのことです。
なので今後も集客を伴う普段のイベント開催はできませんが、ライブ配信やMV撮影の場所提供などは引き続きやっていこうと思っています。
2,弊社は飲食店も2店舗経営してるけど、そちらは時短営業にしています。
「時短営業=休業」ではないので、それは休業要請に従ったことになるのか?と疑問に思いました。
→もちろんOKでした。
「飲食店は時短営業にしてくれれば、休業要請に従ったことになる」とのことで、安心しました。
しかしその後、聞いてもないのに担当者が「1店舗でも休業要請に従えばその企業は休業要請に従ったことになる」と言ってきました。
なので極端な話、「4店舗中1店舗が休業要請に従い、残り3店舗がフル無視で営業してても休業要請に従ったことになる」とのことでした。
極端な話ですが、おそらく多く質問が来るのでガイドラインで決められたのでしょう。
もちろん自治体によって違うので、京都府以外は各自調べてください。
(2020年7月24日追記)
5/25に申請完了し、6/25に満額の20万円入金がありました。
ちょうど1ヶ月かかったのと、金額が少ないのは否めません。
補助金
次は、弊社が使おうと検討している補助金を紹介します。
こちらは助成金(給付金)より用途がかなり限定されています。
小規模事業者持続化補助金<コロナ特別対応型>
国の中小企業政策の中核的な実施機関である、中小機構が管轄している補助金です。
(受付期間 : 2020/4/28〜5/15, 5/16〜6/5)
本事業は、小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、持続的な経営に向けた経営計画に基づく地道な販路開拓等の取組で、且つ、新型コロナウイルス感染症が事業環境に与える特徴的な影響を乗り越えるための前向きな投資を行う取組に要する経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。
中小機構HPより引用
対象となるのは
●小規模事業者であること。
- 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 常時使用する従業員の数 5人以下
- サービス業のうち宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員の数 20人以下
- 製造業その他 常時使用する従業員の数 20人以下
● 小規模事業者等であり、補助対象経費の6分の1以上が、 下記要件 A〜C いずれかに合致する投資であること。
A,サプライチェーンの毀損への対応
B,非対面型ビジネスモデルへの転換
C,テレワーク環境の整備
簡単に言えば、このコロナの影響を受けている小規模の会社に対して、なんとか影響を避けて起死回生を図るために必要な経費の一部を負担しますよ、という制度です。
補助対象経費の2/3、上限100万円ということなので金額的には助かります。
しかし実際電話して聞いてみたところ、あまり使えないことがわかりました。
疑問点1:サービス業のうち宿泊業・娯楽業 従業員20人以下→ライブハウスは飲食店なのか、娯楽業なのか?
→明確な回答を得られませんでした。
飲食店だと従業員5人以下なので、弊社は該当しないことになります。
疑問点2:非対面型ビジネスへの転換にかかる費用→配信ライブ設備はこれに該当するのか?
集客を伴うライブイベントができないので、無観客配信ライブに対応する機材(カメラ、パソコン、スイッチャーなど)を買おうと思ってます。
→パソコンは汎用性があるので対象にならないとのことでした。
これは要綱にもしっかり書いてありました。
パソコンが対象にならないって、結構範囲狭いですよね。
「汎用性がある」ことが除外対象になるようなので、カメラも厳しいかもしれません。
疑問点3:支出行為は銀行振込が大原則→レシートじゃダメなのか?
→原則は銀行振込じゃないとダメとのことでした。
この決まりもよくわかりません。
おそらく業者に対しての支払いに限定するためだと思われますが、問題解決のためにネットや店舗で設備を購入した場合のレシートが対象にならないのは不便です。
補助金の濫用を防ぐための決まりかとは思いますが、対象がかなり限定されてしまっていて使いづらい印象です。
(2020年7月24日追記)
「ライブハウス」が追加で明記され、ライブハウスに対して補助が手厚くなった印象ですが、不明な点も多く申請には至っておりません。
何に対して補助金が降りるのか。
弊社は下記にある京都市が出した中小企業緊急支援補助金を使って配信ライブ用の機材代を申請しているので、それ以外で使うのが難しい現状です。
中小企業等緊急支援補助金
こちらは京都市が独自で出している小規模事業者持続化補助金のような補助金です。
(受付期間:2020/5/11〜5/15)
対象者は
ア 中小企業,小規模事業者,フリーランスを含む個人事業者のうち,売上高が50%以上減少している方等
イ 主たる事業所を市内に設けている又は団体構成員の半数以上が市内に事業所等 を設けている商店会・業界団体等
京都市HPより引用
コロナにより売上が半減した会社や個人事業主が、事業転換を図るために使った費用の一部を補助してくれる制度です。
(50〜80%減だと3/4、80%以上減だと4/5)
こちらは問い合わせたところ、ライブ配信設備にかかった費用を補助してくれるということを明言してくれたので、こちらでパソコンやカメラを申請しようと思っています。
ただし、上限が30万円と低いことと、受付期間が「2020/5/11〜5/15」のたった5日間しかないことに注意が必要です。
こちらは時間をかけて準備をしたので、期間中に申請しようと思っています。
(2020年7月24日追記)
5/11〜15の期間中に提出し、仮受付は一応パスしたのですが、その後のやりとりを進めてる段階で、7/24現在、入金には至っておりません。
(2020年8月10日追記)
金額は伏せますが、希望額満額で入金されました。
上限に近い金額です。
申請から約3ヶ月かかりましたが、無事入金されて一安心です。
融資
最後は融資を紹介します。
融資に関しては、今回のコロナの影響を鑑み、かなりハードルが低くなってるように感じますが、助成金(給付金)や補助金と違い、必ず返済が必要です。
コロナが終息した後に、今まで以上の利益を出して返済する必要があるので、あまり頼りすぎると危険です。
新型コロナウイルス感染症特別貸付
日本政策金融公庫(等)が担当している融資です。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方
1.最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方2.業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
(1)過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高]
(2)令和元年12月の売上高
(3)令和元年10月から12月の平均売上高
日本政策金融公庫HPより引用
条件が売上高5%以上減少ということで比較的ゆるいです。
ただし、ちゃんと納税していたり保険を払っていたりと、いわゆるちゃんと経営をしてる会社に限ります。
(これは今回紹介するどの制度もそうですが)
注意事項としては、弊社程度の事業規模は中小企業ではなく国民生活事業に当たるというところです。(聞くまで中小企業の方だと思ってた)
中小企業だと融資限度額が3億円ですが、国民生活事業の融資限度額は6000万円です。
6000万円でもすごい枠ですし、コロナによる売上減少を補填するために6000万円借りたら一生返せない気もします。
あと、申し込みが殺到していて普段より審査や融資実行まで時間がかかるらしいです。
弊社は4/7に申し込みをして、確定したのが4月末、入金が5/20ごろと言われています。
(2020年7月24日追記)
5/19に無事入金されました。
金額は伏せますがこの状況が続いても4〜5ヶ月は耐えられる金額で、ひとまずホッとしました。
しかし、返済が必要なお金なので手放しで喜べるというわけではありません。
セーフティネット保証制度
中小企業庁が担当する融資制度です。
取引先等の再生手続等の申請や事業活動の制限、災害、取引金融機関の破綻、大規模な経済危機等による信用の収縮等により経営の安定に支障を生じている中小企業者について、保証限度額の別枠化等を行う制度です。
中小企業庁HPより引用
セーフティネット保証4号、5号と拡充されており、売上減少度合いに応じて保証率が変わります。
この制度に当てはまる会社かどうかを判断するのが保証協会という機関で、この審査が厳しいのです。
こちらは3月末から進めてるのですが、既に3回も追加の資料を求められており、申請の完了まで持っていけてないのが現状です。
実は弊社は5年ほど前、保証協会の審査を落とされた経験があり、今回も厳しいのでは?という印象です。
正直弊社は日本政策金融公庫の方が通りそうなこともあり、こちらの優先度は下げて進行しています。
(一応申請は完了するつもりです。)
もし保証協会の審査が通れば、各地方の民間金融機関を通じて、融資を受けることができます。
(2020年7月24日追記)
京都銀行を通じ、3月の末ごろから動き出したのですが、保証協会の審査が厳しく何度も追加資料を求められ、(日本政策金融公庫の融資が完了したので途中で申請のスピードを緩めたのもありますが)入金されたのは7/1です。
日本政策金融公庫と同額を融資してもらいました。
まとめ

今回はライブハウス経営者がコロナで使える助成金/補助金/融資の制度まとめでした。
情報量が多すぎて、膨大な文字数の記事になってしまいました。
誤字脱字などもあるかもしれませんので、各自調べてみてください。
スピード感があり、幅広く受け取れそうなのは持続化給付金だと思います。
フリーランスも含め、持続化給付金は検討してみてください。
あとは日本政策金融公庫の融資もハードルが低いです。
様々な助成金(給付金)や補助金を受ける前に融資を確定させておけば、
心の余裕を持って日々を過ごせます。
この記事を書いている5/9現在、ライブハウス以外も苦境に立たされてると思います。
経営者は普段の業務だけでなく、新たなビジネスモデルを模索しつつ、このような制度を調べ、資料を作り、申請をしています。
国の制度に頼れなくなっても、クラウドファンディングという手が残されています。
経営者の皆さん、生き残りましょう。
最後まで諦めずに戦いましょう。
生き残った世界線で、また会いましょう。
関連記事です。
この頃はここまで自粛期間が延びるとは思っていませんでした。
2020年はライブハウスのコロナ閉店が相次ぎそうです。
コロナでかき消されてますが、2020/4/1からライブハウスも全面禁煙です。
続きはWebで。もしくは生き残ったライブハウスで。